初任者研修は難しい?大変・しんどいと感じる理由と、ついていくためのポイント

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「初任者研修は難しい?」「介護未経験でもついていける?」「仕事をしながらだとしんどい?」と不安に感じている方もいるでしょう。

介護職員初任者研修は、介護の仕事に必要な基本的な知識・技術・考え方を学ぶ入門研修です。厚生労働省の基準では、講義・演習は合計130時間。さらに、カリキュラムとは別に1時間程度の筆記による修了評価が行われます。

そのため「簡単だから何もしなくても修了できる」という研修ではありません。一方で、介護職の入口に位置づけられており、授業内容を一つずつ理解し、出席や課題、復習を続けていくことが大切です。

この記事では、初任者研修が大変・しんどいと感じやすい理由を整理し、座学・実技・仕事との両立・修了評価でつまずかないためのポイントを解説します。

初任者研修はどのくらい難しい?

初任者研修は、介護経験者だけを対象にした専門研修ではありません。厚生労働省は、介護に携わる人が業務を行ううえで最低限必要な知識・技術と、その実践の考え方を身につけるための研修と位置づけています。

ただし、介護未経験の方にとっては初めて学ぶ内容が多く、「内容そのものが高度」というより「覚える範囲が広く、座学と実技の両方がある」ことが難しさにつながりやすい研修です。

  • 介護の基本や尊厳、自立支援を学ぶ
  • 認知症・老化・障害について学ぶ
  • コミュニケーションや介護技術を学ぶ
  • 移動・移乗、排泄、食事、更衣など生活支援技術を演習する

厚生労働省のカリキュラムでは、130時間のうち「こころとからだのしくみと生活支援技術」が75時間を占めます。知識を覚えるだけでなく、実際の介助場面を想定しながら学ぶ時間が多い点が特徴です。

制度の根拠は、厚生労働省の介護職員初任者研修の基準で確認できます。

初任者研修が大変・しんどいと感じやすい理由

初めて聞く専門用語が多い

介護未経験の場合、尊厳、自立支援、認知症、ボディメカニクスなど、普段の生活では使わない言葉が一度に出てきます。最初からすべて暗記しようとすると負担になりやすいため、まずは「何のための考え方・技術なのか」を理解することが大切です。

座学だけでなく実技もある

初任者研修では、知識を聞くだけではなく、実際の介護を想定した演習があります。頭では理解できても身体が動かず、「自分だけできない」と感じることがあります。

130時間を継続して受講する必要がある

負担になりやすいのは試験だけではありません。仕事や家事と両立しながら通う場合は、受講日程、課題、復習の時間を確保する必要があります。

取得までの期間や働きながら受講する際の組み立て方は、初任者研修の期間と働きながら取るコツで詳しく整理しています。

さかもと
さかもと
難しいと感じたときは、「全部できない」とまとめず、座学・実技・日程のどこが負担なのかを分けると対策しやすくなります。

初任者研修の実技が難しい・覚えられないと感じるとき

実技は、手順を丸暗記しようとするほど混乱しやすくなります。大切なのは、動作の順番だけでなく「安全」「利用者への説明」「本人のできることを活かす」という目的を理解することです。

  • 最初から速く動こうとしない
  • 手順を場面ごとに分けて覚える
  • 声かけの目的を理解する
  • 講師から指摘された点をその日のうちにメモする
  • 苦手な動作だけを繰り返し確認する

「移乗や更衣の手順が頭に入らない」「実技だけ苦手」という場合は、検索意図を分けた初任者研修の実技が覚えられないときの練習法も参考にしてください。

働きながら初任者研修を受ける場合は何が大変?

働きながら受講する場合、研修内容そのものよりも時間管理と疲労が負担になることがあります。

特に、勤務後に課題をまとめて進めようとしたり、休日をすべて研修に使ったりすると、途中でしんどくなりやすくなります。受講前にスクーリング日程や欠席時の振替方法、課題提出のルールを確認しておくことが重要です。

  • 受講日を先に勤務表・予定表へ入れる
  • 課題は締切直前にまとめない
  • 1回の復習を短くし、回数を増やす
  • 欠席・遅刻・振替のルールを事前に確認する

初任者研修の修了評価は難しい?落ちることはある?

初任者研修では、130時間の講義・演習とは別に、1時間程度の筆記による修了評価を行うことが国の基準で定められています。

具体的な問題形式、合格基準、再評価や補講の扱いは、都道府県の要綱や研修事業者の規定を確認する必要があります。たとえば栃木県の実施要綱では、筆記による修了評価を行い、必要に応じて補講等を実施するとされています。

そのため、「絶対に落ちない」「一度不合格なら資格を取れない」と一律には言えません。受講しているスクールの修了評価・再試験・補講のルールを確認するのが確実です。

すでに試験が不安な方や、不合格になった場合の対応を詳しく知りたい方は、初任者研修の試験に落ちたらどうなる?で再試験・補講の確認ポイントを解説しています。

参考:栃木県「介護職員初任者研修実施要綱」

初任者研修についていくためのポイント

最初から完璧を目指さない

研修中に一度聞いただけですべて理解できなくても問題ありません。授業で全体像をつかみ、復習で少しずつ定着させる方が現実的です。

分からない部分を小さくする

「介護が全部分からない」と考えるより、「この用語が分からない」「この移乗の手順だけ混乱する」と細かく分けた方が、講師にも質問しやすくなります。

実技は理由とセットで覚える

介助の手順には、安全確保、尊厳、自立支援などの理由があります。「なぜこの動きをするのか」を理解すると、丸暗記より忘れにくくなります。

スクール選びでは通いやすさも確認する

費用だけでなく、振替制度、通学回数、教室までの距離、学習サポートも確認しましょう。研修を最後まで続けられる日程かどうかは重要な判断材料です。

さかもと
さかもと
「難しいか」だけでなく、「今の生活で130時間の学習を続けられるか」も受講前に確認しておくと、後悔を減らしやすくなります。

初任者研修を受けるか迷っている人へ

初任者研修が向いているかは、勉強が得意かどうかだけで決まりません。介護の基本を体系的に学びたい、未経験から現場に入りたい、訪問介護を含めて仕事の選択肢を広げたいという人にとって、基礎を身につける一つの選択肢になります。

一方、仕事・育児・家事などで学習時間を確保しにくい場合は、受講時期やコース選びを先に調整した方が安心です。

そもそも初任者研修で何を学ぶのか知りたい方は、介護職員初任者研修とは?資格の概要・目的・学べる内容から確認してください。

まとめ|初任者研修は「難しいか」より負担の中身を分けて考えよう

初任者研修は、介護の入口に位置づけられた研修ですが、130時間の講義・演習に加えて修了評価があり、未経験者にとっては大変・しんどいと感じる場面もあります。

特に負担になりやすいのは、初めての専門用語、生活支援技術の演習、仕事や家庭との両立です。しかし、何が難しいのかを分けて考え、復習や質問、日程調整を行えば対策しやすくなります。

「自分には無理かもしれない」と結論を急ぐのではなく、座学・実技・時間管理のどこに不安があるのかを整理してから受講方法を選びましょう。

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