介護福祉士国家試験の合格点は何点?第39回(2027年)の合格基準と「6割」の考え方を解説

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介護福祉士国家試験を受けるとき、「何点取れば合格なの?」「6割なら75点でいい?」「自己採点で何点なら安心?」と気になる方は多いでしょう。

介護福祉士国家試験の合格点は、毎年まったく同じ点数に固定されているわけではありません。総得点の60%程度を基準として、問題の難易度によって補正されます。さらに、総得点だけでなく科目群ごとの得点条件もあります。

2027年1月31日に実施される第39回試験の合格点は、試験前の時点では確定していません。この記事では、第38回の実績と第39回の公式ルールをもとに、合格基準の見方、自己採点で注意したい点、パート合格制度との違いまで整理します。

第39回(2027年)の介護福祉士国家試験の合格点は何点?

第39回介護福祉士国家試験の実際の合格点は、2026年9月時点ではまだ決まっていません。

第39回試験は2027年1月31日に実施予定です。試験は125問で、配点は原則1問1点です。合格基準は「総得点の60%程度」を基準に、問題の難易度で補正する仕組みになっています。

そのため、「今年は必ず75点が合格ライン」と事前に断定することはできません。

参考になる直近の実績として、第38回(2026年1月実施)は125点満点中64点以上が総得点の合格基準でした。試験センターは、この点数について総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正したものと公表しています。

なお、第39回の試験日や科目構成は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの第39回介護福祉士国家試験の公式案内で確認できます。

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「6割だから75点」と固定して覚えるより、合格点は難易度補正で動くと理解しておくほうが正確です。

介護福祉士国家試験は合計点だけではない|合格には2つの条件がある

全パートを受験する場合、合格するには大きく2つの条件を満たす必要があります。

  1. 総得点について、その回の合格基準点以上を取る
  2. 指定された11科目群すべてで得点する

つまり、合計点が高くても、対象となる科目群に0点があると合格条件を満たせません。

第39回はA・B・Cの3パートに分かれていますが、初めて受験する方やパート免除の対象でない方は全パートを受験します。出題数は合計125問です。

試験全体の難易度や合格率について知りたい方は、介護福祉士国家試験の難易度と合格率を整理した記事もあわせて確認してください。

介護福祉士の合格基準「60%程度」は75点固定という意味ではない

125点の60%を単純計算すると75点です。しかし、公式の合格基準では「60%程度を基準」とし、問題の難易度によって補正するとされています。

実際、第38回の総得点の合格基準は64点でした。このように、単純な60%の点数と実際の合格基準点が一致しない回があります。

受験前の学習では75点を一つの目安にすることはできますが、「75点取れば必ず合格」「75点未満なら必ず不合格」とは言えません。正式な合否は、その回の合格基準と結果通知で確認する必要があります。

合格点を超えても不合格?11科目群の0点条件に注意

介護福祉士国家試験で見落としやすいのが、科目群ごとの得点条件です。

全パート受験では、総得点の合格基準を満たしたうえで、次の11科目群すべてに得点が必要です。

  • 人間の尊厳と自立、介護の基本
  • 社会の理解
  • 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
  • 生活支援技術
  • こころとからだのしくみ
  • 発達と老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障害の理解
  • 医療的ケア
  • 介護過程
  • 総合問題

苦手分野を丸ごと捨てる勉強法は、この条件と相性がよくありません。得意分野で点数を伸ばしつつ、苦手な科目群でも0点を避けられるよう、基本問題を押さえておくことが大切です。

さかもと
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総得点だけを追いかけず、「どの科目群にも穴を作らない」ことが介護福祉士試験では重要です。過去問を解いた後は合計点だけでなく、科目群別の得点も確認しましょう。

第39回から本格適用されるパート合格と全体の合格点は別に考える

介護福祉士国家試験では第38回からパート合格の判定が始まり、第39回から、条件を満たした方は合格済みパートの受験免除を利用できます。

パートはA・B・Cに分かれており、配点はAパート60点、Bパート45点、Cパート20点です。

パートごとの合格基準点は、全受験者の各パートの平均得点の比率を使い、全体の合格基準点を按分して算出されます。このため、単純に各パートで「6割取ればよい」と決めつけることもできません。

また、パート合格でも、そのパートを構成する試験科目群すべてで得点があることが条件です。

制度の仕組みや免除の有効期限は、介護福祉士国家試験のパート合格制度を解説した記事で詳しく整理しています。

試験後の自己採点はどう見る?合格点予想だけで判断しない

試験後に自己採点をするときは、まず公式の正答が公表されたら照合し、総得点と科目群別の得点を確認しましょう。

確認したいのは次の3点です。

  • 自己採点の総得点
  • 11科目群に0点がないか
  • パートごとの得点状況

民間サイトやSNSで「予想合格点」が出る場合もありますが、正式な合格基準点ではありません。特に合格ライン付近では、予想だけで合否を決めつけないことが大切です。

第39回の合格発表は2027年3月23日、結果通知は3月26日発送予定です。発表の確認方法は第39回介護福祉士国家試験の合格発表についての記事で確認できます。

勉強中は何点を目標にすればいい?

実際の合格点が事前に確定しない以上、勉強中は「過去の最低ラインぎりぎり」を狙うより、余裕を持った得点を目指すほうが安全です。

たとえば過去問では、単に合格基準相当の点数を一度取ることよりも、複数回の演習で安定して得点できる状態を目指しましょう。

特に意識したいのは、次の流れです。

  1. まず一度解いて現在の得点と苦手科目群を把握する
  2. 間違えた問題は正解だけでなく理由を確認する
  3. 苦手科目群の基本事項を復習する
  4. 時間を空けて解き直す
  5. 総得点と科目群別得点の両方が安定しているか確認する

働きながらの学習計画や過去問の使い方は、介護福祉士国家試験の勉強方法で詳しく解説しています。

さかもと
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模試や過去問で一度だけ高得点を取るより、苦手科目群を減らしながら安定して得点できる状態を作るほうが、本番の安心につながります。

介護福祉士国家試験の合格点に関するよくある質問

介護福祉士は75点取れば合格ですか?

75点は125点満点の60%ですが、実際の合格基準点は問題の難易度によって補正されます。また、11科目群すべてで得点する条件もあるため、75点という総得点だけで合否は決まりません。

第39回の合格点はいつわかりますか?

第39回の正式な合格基準点は試験後に公表されます。試験前に確定した点数を知ることはできないため、受験前は公式の合格基準を理解したうえで余裕を持った得点を目指しましょう。

1科目でも0点なら不合格ですか?

正確には「1科目」ではなく、公式に定められた11科目群すべてで得点があることが条件です。科目群の組み合わせがあるため、試験センターの区分に沿って確認する必要があります。

パート合格は何点ですか?

各パートの合格基準点は固定ではありません。全受験者の各パートの平均得点の比率を用いて、全体の合格基準点を按分して算出されます。さらに、そのパートを構成する科目群すべてで得点する必要があります。

まとめ|介護福祉士の合格点は固定ではない。総得点と科目群の両方を確認しよう

介護福祉士国家試験の合格点は、毎年同じ点数に固定されているわけではありません。総得点の60%程度を基準に、問題の難易度によって補正されます。

第38回は125点満点中64点以上が総得点の合格基準でしたが、第39回の実際の合格点は試験後に決まります。

また、全パート受験では11科目群すべてで得点する必要があります。勉強するときは「合計で何点取れたか」だけではなく、苦手な科目群に0点のリスクがないかも確認しておきましょう。

第39回を受験する方は、合格点だけに振り回されず、学習計画と過去問の進め方を整えながら、本番で安定して得点できる状態を目指してください。

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