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「デイサービスは夜勤がないから働きやすいと思ったのに、毎日が慌ただしくて辞めたい」「送迎やレクリエーションが苦手でつらい」と感じていませんか。
デイサービスは日中中心で働きやすい一方、限られた時間内に送迎、入浴、食事、排泄介助、レクリエーション、記録などを進める必要があります。職場によっては、介護以外の業務まで幅広く担うことが負担になる人もいます。
ただし、辞めたい原因がデイサービスという働き方そのものにあるのか、今の事業所の送迎体制・人員配置・レクの負担・人間関係にあるのかで、次に選ぶ職場は変わります。この記事では、デイサービスを辞めたいと感じやすい理由、続ける・転職する判断基準、別のデイサービスや他施設を選ぶときの確認ポイントを整理します。
デイサービスを辞めたいと感じやすい主な理由
デイサービスは夜勤のない職場も多く、施設介護より働きやすそうに見えることがあります。しかし、日中の限られた時間に多くの業務が集中するため、別の種類の忙しさがあります。
送迎運転がプレッシャーになる
デイサービスでは、利用者の自宅と事業所を結ぶ送迎を介護職が担当することがあります。運転そのものだけでなく、狭い道、駐車、時間管理、乗降介助、家族への対応まで重なると負担になりやすくなります。
「介護の仕事は続けたいが運転はしたくない」という場合は、介護職そのものを辞める必要はありません。送迎なし・運転なしの求人を条件にする方法があります。具体的な探し方は、介護職で送迎なし・運転なしの求人を探す方法も参考にしてください。
レクリエーションの企画や進行が苦手
人前で話すことが苦手、毎回新しいレクを考えるのが負担、盛り上げ役を求められるのがつらいという人もいます。
レクリエーションは事業所によって力の入れ方が大きく異なります。職員が交代で企画する職場もあれば、プログラムがある程度決まっている職場もあります。そのため、レクが苦手だからといってデイサービス全体が向いていないとは限りません。
入浴・食事・記録などが集中し、日中ずっと忙しい
利用者が滞在する時間は限られているため、入浴、食事、排泄、機能訓練、レクリエーションなどを時間に沿って進める必要があります。利用者対応と並行して記録や翌日の準備も行う職場では、「夜勤はないけれど勤務中に息をつく暇がない」と感じることがあります。
忙しさの原因が人手不足なのか、事業所のスケジュールや役割分担なのかを分けて考えることが重要です。
利用者や家族への明るい対応を求められることに疲れる
デイサービスでは、利用者が日帰りで通うため、来所時・帰宅時の声掛けや家族への引き継ぎなど、人と接する場面が多くあります。
コミュニケーションが好きな人には向きやすい一方、「常に明るく振る舞うのがつらい」「家族への説明に緊張する」という人には精神的な負担になることがあります。
少人数の職員関係が合わない
比較的小規模なデイサービスでは、同じ職員と毎日顔を合わせることもあります。職員同士の関係がよければ働きやすい反面、相性が悪い人や相談しづらい管理者がいると逃げ場が少なく感じることがあります。
人間関係だけが辞めたい理由なら、デイサービスそのものを離れる前に、別事業所を含めて職場環境を比較する価値があります。
夜勤がない分、給与面に不満を感じる
夜勤手当がない働き方では、夜勤のある施設と比べて収入面に差を感じる人もいます。仕事内容や責任が増えているのに給与が上がらないと、「このまま続ける意味があるのか」と迷うことがあります。
給与だけで転職先を決めるのではなく、夜勤の有無、休日数、残業、身体的負担などを含めて総合的に比較しましょう。
デイサービスを続けるか辞めるか迷ったときの判断基準
辞めたいと感じたときは、「デイサービスは自分に向いていない」とすぐ決めるのではなく、負担の原因を具体的にします。
送迎・レクなど特定業務の調整で改善できそうか
送迎が一番つらい、レクリエーションの企画だけが負担など、原因が限定されている場合は、役割分担を相談することで改善できる可能性があります。
たとえば「運転が不安」なら添乗中心にできないか、「企画が苦手」なら既存プログラムを使えるかなど、具体的に相談します。
人手不足や残業が一時的なものか
退職者が出た直後など一時的に忙しいのか、長期間ずっと同じ状態なのかで判断は変わります。常に休憩が取れない、サービス残業が続く、欠勤者が出るたびに業務が破綻する状態なら、個人の努力だけで解決しにくいことがあります。
日勤中心の働き方自体にはメリットを感じるか
夜勤がないこと、生活リズムを整えやすいこと、利用者が帰宅したあとに勤務が終わることなどにメリットを感じているなら、別のデイサービスへ移る選択肢もあります。
「辞めたい点」と「残したい働き方」を分けることで、次の求人条件が具体的になります。
デイサービスが合わないのか今の職場が合わないのか
転職後に同じ悩みを繰り返さないためには、「デイサービスという働き方」と「今の事業所固有の問題」を分けて考えます。
別のデイサービスも候補になるケース
- 日勤中心の働き方は続けたい
- 利用者と会話することは好き
- つらさの中心が送迎やレクの分担にある
- 人間関係や管理者との相性が主な悩み
- 人員配置が変われば続けられそう
この場合は、送迎専任スタッフの有無、レクリエーションの方針、利用定員、入浴人数、職員配置などを比較して別事業所を探す方法があります。
別の施設形態を考えたいケース
- 送迎を含む通所型の働き方を避けたい
- レクリエーション中心の関わりが合わない
- 利用者とより長時間・長期間関わりたい
- 収入を上げるため夜勤も検討したい
- 日中に業務が集中する忙しさから離れたい
この場合は、訪問介護、グループホーム、有料老人ホーム、特養、老健なども比較します。ただし、別の施設形態に移ると夜勤や身体介助、一人対応など新しい負担が増える可能性があります。
デイサービスから転職するときの次の職場候補
デイサービスで培ったコミュニケーション、入浴・排泄介助、利用者の状態観察、家族対応、レクリエーションなどの経験は、ほかの介護現場でも活かせます。
| 職場候補 | 変わりやすい点 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 別のデイサービス | 送迎・レク・人員体制を変えられる可能性がある | 送迎担当、利用定員、入浴人数、レクの企画方法 |
| 訪問介護 | 集団レクや送迎業務を避けやすい | 一人対応、移動、担当件数、相談体制 |
| グループホーム | 少人数の利用者と生活支援を中心に関われる | 夜勤、調理、認知症ケア、職員配置 |
| 有料老人ホーム・サ高住 | 施設内で勤務し、送迎のない求人を選べる場合がある | 夜勤、介護度、身体介助量、人員配置 |
| 特養・老健 | 複数職員や多職種で働く機会が増えやすい | 身体介助量、夜勤、業務スピード、職員配置 |
「運転が嫌だからデイサービスを辞めたい」なら送迎なしを優先し、「レクが苦手」ならレク負担の少ない施設を優先するなど、退職理由から次の職場を絞ります。
別のデイサービスへ転職するときの確認ポイント
デイサービスの仕事自体は嫌いではない場合、別事業所への転職で働きやすくなる可能性があります。求人票だけで分からない点は、面接や見学で確認しましょう。
- 送迎運転を介護職が担当するか
- 送迎車の種類と担当エリア
- 1日の利用定員と実際の利用人数
- 入浴介助を担当する人数と時間帯
- レクリエーションは誰が企画するか
- 記録を勤務時間内に終えられる運用か
- 急な欠勤時のフォロー体制
- 職員同士の役割分担と管理者の相談体制
施設見学ができるなら、利用者への声掛けだけでなく、職員同士が困ったときに助け合っているかも確認します。介護施設見学で確認したいポイントも参考にしてください。
退職前に整理しておきたいこと
辞めたい理由を2〜3個に絞る
「デイサービスが嫌」という状態のまま転職すると、次の求人で何を確認すればよいか分かりません。「送迎」「レク」「忙しさ」「人間関係」「給与」「身体介助」などに分け、負担の大きいものを2〜3個選びます。
残したい条件も決める
日勤中心、夜勤なし、利用者と会話しやすい、日曜休みなど、今の働き方で残したい点も整理します。
夜勤なしの働き方を優先したい場合は、夜勤なし・日勤のみで探せる介護転職サイトも選択肢の整理に役立ちます。
退職理由を次の希望条件へ言い換える
転職面接では、「送迎が嫌だった」「レクが苦手だった」という不満だけで終わらせず、次の職場でどう働きたいかまで整理します。
たとえば「送迎業務の負担が大きかったため、今後は施設内で利用者支援に集中できる環境を希望している」というように、次の働き方につなげます。伝え方は介護職の面接で退職理由をどう答えるかも参考になります。
デイサービスからの転職で求人を探す方法
施設名より辞めたい原因から条件を設定する
「次はデイサービス以外」と決める前に、今回の退職理由を求人条件へ置き換えます。
送迎がつらいなら運転なし、レクがつらいならレク負担が少ない、人間関係がつらいなら見学可能・教育体制あり、収入が気になるなら給与だけでなく手当や勤務形態まで比較します。
人間関係は見学時の具体的な場面を見る
「アットホームな職場」という求人文だけでは、人間関係は判断できません。忙しいときに職員同士がどう声を掛けるか、新人へ質問しやすそうかなど、具体的な場面を見ることが重要です。
確認方法は、人間関係の良い介護職場を見分けるポイントで詳しく整理しています。
複数の施設形態を比較する
デイサービス以外も検討したい場合は、夜勤、送迎、身体介助、仕事内容、休日など同じ項目で複数求人を比較します。施設名だけで判断するより、「自分が避けたい条件が本当に減るか」を確認しやすくなります。
介護転職サービスを使って求人を比較したい人は、介護転職サイトおすすめ7選と目的別の選び方も参考にしてください。
送迎・レク・人間関係など条件を変えたい人へ
次もデイサービスにするか、施設介護へ移るか迷う場合は、施設形態を先に決めるのではなく「運転なし」「日勤中心」「人員体制」など希望条件を整理して複数求人を比較する方法があります。
デイサービスを辞めたい人によくある質問
デイサービスを辞めたいと思うのは甘えですか?
辞めたい理由は人によって違うため、甘えと一括りにする必要はありません。送迎、レクリエーション、人間関係、忙しさ、給与など、何が負担になっているかを具体的に整理することが大切です。
送迎ができないとデイサービスでは働けませんか?
事業所によって異なります。介護職が運転する職場もあれば、専任ドライバーがいる、添乗のみ担当するなど役割を分けている職場もあります。応募前に送迎業務の範囲を確認しましょう。
レクリエーションが苦手ならデイサービスは向いていませんか?
必ずしもそうとは限りません。レクの内容や担当方法は職場によって異なります。レクが負担なら、企画方法や担当頻度を確認し、別のデイサービスと比較する方法もあります。
デイサービスから特養や有料老人ホームへ転職できますか?
デイサービスでの身体介助、コミュニケーション、観察、家族対応などの経験は入所施設でも活かせます。一方で、入所施設では夜勤や身体介助が増える可能性があるため、勤務条件と仕事内容を確認してください。
デイサービスを辞めた理由は面接でどう伝えればいいですか?
前職への不満だけでなく、次の職場で実現したいことへつなげます。「送迎を避けたい」なら「施設内での介護業務に集中し、これまで培った利用者対応の経験を活かしたい」というように整理すると伝えやすくなります。
まとめ|デイサービスを辞めたい理由を次の求人条件に変えよう
デイサービスを辞めたいと感じる背景には、送迎、レクリエーション、日中に集中する業務、人間関係、給与など、通所介護ならではの負担があります。
ただし、送迎体制やレクの分担、人員配置が原因なら、別のデイサービスで改善する可能性があります。一方、送迎や集団レクを含む働き方そのものが合わないなら、訪問介護や入所施設など別の選択肢も比較するとよいでしょう。
「デイサービスを辞めたい理由」を「次の職場で確認する条件」に変えることが、同じ悩みを繰り返しにくくする第一歩です。変えたい条件と残したい条件をそれぞれ2〜3個に整理し、求人・見学・面接で確認していきましょう。

飲食・WEB・デザイン・出版など、様々な業界を経験し、今は日々利用者さんと向き合う現役のケアワーカー。介護にたどり着いたのは、大好きだった祖母の自宅介護がきっかけ。
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