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グループホームの求人を見ていて、「介護の仕事は続けたいけれど、料理には自信がない」「調理まで担当する職場は避けたい」と感じる方もいるでしょう。
グループホームでは、利用者と一緒に食事づくりを行ったり、介護職員が調理を担当したりする事業所があります。一方で、厨房スタッフが調理する、外部へ委託する、調理済み食材を活用するなど、介護職の調理負担を抑えている職場もあります。
実際の求人でも「調理なし」「調理員がいるため調理業務なし」とする募集は確認できます。ただし、「調理なし」と書かれていても、配膳・盛り付け・湯せん・食器洗浄などが含まれる場合があるため、応募前の確認が重要です。
この記事では、グループホームで調理なし・調理負担が少ない求人を探す方法、求人票で見るポイント、面接での質問例、職場選びの注意点を整理します。
グループホームで調理なしの介護求人はある?
グループホームでも、介護職員が一から調理しない求人はあります。施設内に厨房がある職場、調理担当者を配置している職場、給食会社などへ食事提供を委託している職場では、介護職の業務から調理が外れていることがあります。
2026年9月時点で公開されている求人にも、施設内厨房・外部委託により「調理なし」と明記するグループホームの介護職募集が見られます。また、グループホーム以外の介護施設でも「調理員がいるので調理業務なし」とする介護職求人があります。
ただし、すべてのグループホームで調理を避けられるわけではありません。求人票に調理について書かれていない場合もあるため、仕事内容を個別に確認する必要があります。
グループホームによって調理業務が違う理由
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、利用者が共同生活を送りながら、入浴・排泄・食事などの日常生活上の支援を受けるサービスです。
そのため食事は日々の生活を支える重要な要素ですが、食事をどのような体制で用意するかは職場によって異なります。介護職が利用者と一緒に家庭料理を作る事業所もあれば、別のスタッフや外部サービスが食事を準備する事業所もあります。
介護職が調理する職場
献立や食材が用意され、介護職が利用者と一緒に調理したり、職員が交代で食事を作ったりするタイプです。家庭的な生活を重視する一方、料理が苦手な人にとっては負担になりやすい場合があります。
厨房・調理担当者がいる職場
調理師や調理スタッフが食事を作り、介護職は配膳、食事介助、見守りなどを中心に担当します。料理そのものを避けたい人は確認したい体制です。
外部委託・調理済み食材を使う職場
外部の給食会社や調理済み食材を利用し、現場では温めや盛り付けを中心に行うケースもあります。ただし、どこまでを介護職が担当するかは職場ごとに違います。
調理負担が少ない職場の特徴
「料理が苦手だから調理なしで働きたい」という場合、求人検索では単にグループホームを探すのではなく、食事提供の仕組みに注目しましょう。
- 施設内に厨房がある
- 調理師・調理スタッフを別に配置している
- 給食会社へ調理を委託している
- 調理済み食材や完調品を利用している
- 湯せん・盛り付け中心の運用になっている
- 介護職の仕事内容に調理が含まれないと明記されている
特に確認したいのは、「調理なし」が「包丁や火を使う調理がない」という意味なのか、「食事準備全般を担当しない」という意味なのかです。
たとえば一から料理を作らなくても、炊飯、汁物の準備、湯せん、刻み、盛り付け、配膳、食器洗浄などを介護職が担当する職場はあります。自分が避けたい作業を具体的にしておくと、求人を比較しやすくなります。
求人票で確認したいポイント
求人票では「調理なし」という一語だけでなく、仕事内容全体を確認します。
仕事内容欄に「調理」の記載があるか
「介護業務全般」とだけ書かれている場合、調理が含まれるか判断できません。「食事介助」と「調理」は別の業務なので、食事介助の記載しかなくても調理の有無を確認しましょう。
「簡単な調理」の中身を確認する
簡単な調理という表現は幅があります。湯せんと盛り付けだけの職場もあれば、家庭料理を一通り作る職場もあります。「簡単」という言葉だけで判断せず、具体的な作業を確認することが重要です。
早番・遅番だけ調理があるケースに注意する
日勤では調理しなくても、早番が朝食、遅番が夕食の準備を担当するなど、シフトによって仕事内容が変わる場合があります。固定シフトを希望する場合は、介護職で固定シフトの求人を探すときのポイントもあわせて確認してみてください。
欠員時の応援業務も確認する
通常は調理スタッフがいても、欠勤時や人手不足時に介護職が食事準備へ入る職場もあります。通常業務だけでなく、例外時の運用まで聞いておくとミスマッチを減らせます。
面接・見学で聞いておきたい質問
求人票だけで分からない場合は、面接や施設見学で確認します。調理が苦手であることを必要以上に否定的に伝えるより、担当業務を具体的に確認する聞き方がおすすめです。
- 食事は施設内で一から調理していますか
- 介護職員が担当する食事準備はどこまでですか
- 早番・遅番・夜勤で調理業務はありますか
- 献立作成や買い出しを介護職が担当することはありますか
- 調理担当者が休みのときは誰が対応しますか
- 湯せん・盛り付け・食器洗浄は介護職の担当ですか
施設見学ができるなら、厨房の有無、食事準備をしている職員、キッチンの使われ方も確認材料になります。転職先を見極める観点は、介護施設見学のチェックポイントでも詳しく整理しています。
「調理なし」だけで決めないための注意点
調理なしは大切な希望条件ですが、それだけで働きやすさが決まるわけではありません。
身体介助の量
調理がなくても、入浴介助、排泄介助、移乗などの身体介助が多ければ、体力面の負担は大きくなります。腰や体力への負担も減らしたい場合は、身体介助が少ない介護職の選び方も参考になります。
夜勤体制
グループホームでは夜勤がある求人も多くあります。調理なしを優先した結果、夜勤回数や一人夜勤など別の負担を見落とさないようにしましょう。
レクリエーションや生活支援
調理がなくても、掃除、洗濯、レクリエーション、記録などを幅広く担当することがあります。レクが苦手な場合は、レクリエーションなし・少なめの介護職求人も確認しておくと、自分の優先条件を整理しやすくなります。
給与・休日・通勤条件
「調理なし」に絞りすぎると、通勤時間や給与、休日など、長く働くうえで重要な条件を妥協しすぎることがあります。絶対に外せない条件と、できれば叶えたい条件を分けておきましょう。
調理なしの求人を効率よく探す方法
求人サイトでは「グループホーム 介護職 調理なし」だけでなく、次のような言葉を組み合わせて検索すると候補を探しやすくなります。
- 厨房あり
- 調理スタッフ配置
- 給食委託
- 調理業務なし
- 食事は外部委託
- 湯せん・盛り付けのみ
ただし、求人サイトの検索条件だけでは食事提供の細かな運用まで絞れないことがあります。その場合は、複数の求人を比較したうえで事業所へ確認するか、転職支援サービスを利用して「グループホーム希望・介護職の調理業務なし」と具体的に条件を伝える方法があります。
サービスごとの探し方やサポートの違いは、介護転職サイト・求人サービスの比較記事で確認できます。求人紹介を受ける場合も、紹介された求人の仕事内容は自分でも確認しましょう。
ケアチルでは、介護職向け転職サービスの特徴を個別にも整理しています。たとえばレバウェル介護の特徴・利用前の確認ポイントでは、サービスを使う前に知っておきたい点をまとめています。
調理以外の負担もつらい場合の選択肢
今のグループホームで「料理が苦手」というだけでなく、夜勤、認知症ケア、人間関係、一人勤務など複数の負担が重なっているなら、調理なしのグループホームだけに絞らず、別の施設形態も比較する価値があります。
グループホームを辞めたいと感じる理由と転職先の選び方では、今の職場で改善できることと、別の職場・施設形態を検討したいケースを整理しています。
また、「調理は避けたい」「送迎も難しい」「夜勤も減らしたい」のように希望条件が複数ある場合は、すべてを同じ優先度にせず整理することが大切です。
まとめ|料理が苦手でもグループホームは選べる
グループホームには介護職が調理を担当する職場がありますが、厨房スタッフの配置や外部委託などにより、調理なし・調理負担が少ない求人もあります。
求人を探すときは「調理なし」の表記だけでなく、湯せん・盛り付け・炊飯・食器洗浄など、介護職が実際にどこまで担当するのかを確認しましょう。早番や遅番だけ調理があるケース、調理担当者の欠勤時に応援へ入るケースも確認しておくと安心です。
そして、調理だけでなく、身体介助、夜勤、休日、給与、通勤なども含めて比較することが、長く続けやすい職場選びにつながります。
※求人の仕事内容・勤務条件は事業所や募集時期によって異なります。応募時は最新の求人票・労働条件を確認してください。記事内の求人状況は2026年9月確認時点の情報をもとにしています。

飲食・WEB・デザイン・出版など、様々な業界を経験し、今は日々利用者さんと向き合う現役のケアワーカー。介護にたどり着いたのは、大好きだった祖母の自宅介護がきっかけ。
ケアチルでは、現場での視点も交えつつ、これから介護業界に携わろうとしている方、すでに業界にいて岐路に立っている方に向けて、介護業界の情報を分かりやすくお届けします。





