
※この記事は「新人・育成・職場環境」に関する介護現場あるあるQ&Aの一つです。
介護の現場に新人さんが入ってくると、
「また同じところでつまずいているな」
「自分も最初はこうだったな」
と感じる場面は少なくありません。
新人が起こすミスは、決して珍しいものではなく、
多くが“新人あるある”として共通しています。
この記事では、新人がやりがちな代表的なミスを整理しながら、
なぜ起きやすいのか、そしてどうすれば自然と減っていくのかを、
現場目線で分かりやすく解説します。
① 記録漏れ・記録ミス
新人のミスで特に多いのが、
記録の書き忘れ・抜け・内容不足です。
ケアに一生懸命になるあまり、
- 記録を書くタイミングを逃す
- 何を書けばいいか分からず後回しにする
- 重要なポイントが抜けてしまう
といったことが起こりやすくなります。
新人さんにとっては、
「記録=後でやるもの」という意識になりがちですが、
記録もケアの一部であることを理解するまでに時間がかかります。
② 道具や物品の準備不足
次に多いのが、
道具の準備が足りていない状態で動いてしまうミスです。
例えば、
- 必要な物品を取りに戻る
- 途中で作業が止まる
- 利用者さんを待たせてしまう
といった場面が見られます。
これは、手順や流れがまだ頭の中でつながっていないため、
「次に何が必要か」をイメージできていないことが原因です。
経験を積むことで改善される部分ですが、
最初は誰でも通る道です。
③ 手順の抜け・順番の間違い
新人さんは、
手順を覚えることに必死な状態です。
そのため、
- 一部の手順が抜ける
- 順番が前後する
- 確認が不足する
といったミスが起こりやすくなります。
特に、流れを理解する前に
「とにかく覚えなきゃ」と暗記だけで動こうとすると、
イレギュラーが起きた瞬間に対応できなくなってしまいます。
④ 声かけ・確認不足
緊張や余裕のなさから、
- 声かけを忘れる
- 確認を省いてしまう
といったミスも、新人に多く見られます。
本人は悪気がなくても、
利用者さんにとっては不安につながることもあります。
「作業に集中しすぎると、相手を見る余裕がなくなる」
という状態は、新人期にはよく起こります。
⑤ ミスが増える本当の理由は「理解不足」
新人のミスを見ていると、
「覚えが悪いのでは?」と感じてしまうこともあります。
しかし実際には、
多くのミスは“理解が追いついていないだけ”です。
手順や作業を、
- なぜこの順番なのか
- 省くと何が起こるのか
まで理解できていない状態では、
ミスが出るのは自然なことです。
⑥ 「なぜこの手順なのか」をセットで伝える
新人のミスを減らすために大切なのは、
やり方だけでなく理由を伝えることです。
例えば、
- なぜ最初に準備を整えるのか
- なぜこの順番で行うのか
- なぜ確認が必要なのか
こうした背景を一緒に伝えることで、
新人さんは流れとして理解できるようになります。
理解が深まると、
暗記に頼らなくなり、
自然とミスは減っていきます。
⑦ ミスは「成長の途中」で起きるもの
新人のミスを見ると、
指導する側も焦ったり、イライラしたりすることがあります。
ですが、ミスは、
仕事を覚えようとしている途中で必ず通る段階
でもあります。
ミスが起きたときこそ、
- なぜ起きたのか
- 次にどうすれば防げるか
を一緒に振り返ることで、
大きな学びにつながります。
まとめ:新人のミスは「理解が進めば必ず減っていく」
新人がやりがちなミスには、
共通したパターンがあります。
① 記録漏れ
② 準備不足
③ 手順の抜け
④ 声かけ・確認不足
⑤ 暗記だけで動いてしまう
⑥ 理由を理解できていない
⑦ 成長途中の通過点
ミスを責めるより、
「なぜそうなるのか」を一緒に考えることが、
新人さんの成長を支える一番の近道です。
そしてそれは、
現場全体の安全と質を高めることにもつながっていきます。
新人のつまずきは、
チームで育てるチャンスでもあります。
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